業務内容
■営業職
フィルムパッケージのプロとしてニーズに沿った提案営業を行います。
お客様とカナオカをつなぐ窓口であり、パッケージ完成まで各部署の連携を進めるリード役です。
既存顧客100%の営業活動ならではの担当顧客と製品に丁寧に向き合う体制と
パッケージの立ち上げから完成まで全ての工程に携わるものづくりらしい営業活動です。
1.お客様へフィルムパッケージの提案営業
担当先となるお客様は、国内の大手食品メーカーや食品メーカーにパッケージを販売する商社になります。お客様から私たちは「新しい形状や機能性を持ったパッケージを作りたい」、「季節に合わせた限定商品のパッケージデザインにしたい」、「もっと環境に優しいパッケージにリニューアルしたい」などなど、様々なパッケージに関するご相談を頂きます。お客様のニーズにしっかり耳を傾け、どのような素材を用いてどのような設計にするのか、食品の鮮度保持、陳列方法や輸送過程、環境対応やコストバランス…といったパッケージのプロとしての多角的な視点で提案をしていきます。
キャリアを重ねる中で経験や知識が深まる程、商談の中でお客様の商品企画段階から参加させて頂く機会も増えていきます。お客様のパッケージに関する相談役として製品に関わる中で、自分の提案も盛り込まれたパッケージが形になって世に出るチャンスもあるポジションです。
2.製品完成まで社内外との連携をリード
パッケージを形にするまでには、実製品化の為の試作作業、材料やデザインデータの調達、工場での多数の製造工程…と社内の様々な専門部署が連携して動いていきます。
営業担当はこの連携がスムーズに進むよう、商談を通して固めたパッケージ企画を各所へ伝達すると共にスケジュール通りの納品完了まで進行管理を務めます。
技術担当・デザイン担当・データ作成担当・製造計画担当・工場の各工程に資材メーカー…と製品完成までに関わる部門は様々あります。対お客様だけでなく一緒にものづくりをする仲間との信頼関係と助け合いは非常に重要です。提案と販売だけではなく、自分の担当製品について完成までの過程にも関わっていく点はものづくりの仕事らしいカナオカの営業の特徴です。
3.お客様に寄り添うアフターフォロー
毎日を支えるパッケージの安定供給は、私たちパッケージメーカーが果たす重要な役割です。例えば、長年全国のスーパーに並ぶロングセラーの既存パッケージや、販売後に大ヒットして追加生産が決まったようなお菓子のパッケージについても、お客様がスムーズに販売活動を進められるように、そして消費者の下に当たり前にその製品が届くようにパッケージメーカーの私たちは動いています。
営業は担当するお客様との商談の中で、製品販売の見通しや直近のお困りごとについてもヒアリングし、パッケージがいつまでにどのくらいの量必要とされるか確認し、スムーズな手配に向けて動きます。時には予想外のヒット商品となって急遽追加のパッケージ納品を依頼頂くこともあります!
不測の事態が起きた時やお客様がお困りの時にこそ、営業担当腕の見せ所です!迅速にお客様の困りごとの解決に繋がるよう、各部署へ製造や調査対応の連携を促します。細やかな対応の積み重ねを通して多くのお客様との継続的な信頼関係を構築してきています。。
■生産技術職
当社パッケージ工場における製造工程と、製品に対する技術的な課題解決を担当します。
新製品の立ち上げや不良品発生予防の取り組みに始まり、広くは製造工程業務のDX化に至るまで、幅広いテーマに対してパッケージに関する専門性を深めながら、モノづくりの現場で技術改良の提案を行います。
1.新製品の試作や製造指導
新たな設計のパッケージを市場に規格通りの機能と仕上がりに仕上げるまで、あるいは初めて導入する材料(フィルム・インク・接着剤)がスムーズに実用できるようになるまで、新しいものを作るときには、作業者・管理者・営業そしてお客様と連携して何度も繰り返し試作に取り組みます。生産技術職は受け取った製品設計の情報を元に、試作の為の手順書を作成し、現場作業者が適切に作業を進められるように各工程へ製造指示を進めます。
2.不良品発生の是正と発生時の改善処置
日々製造される製品については、印刷した色のブレや汚れ、ラミネート強度不足、異物今夕といった不良が発生していないか品質検査を実施しています。不良品の発生を未然に防ぐには、工程でのルールを徹底していくことが必要です。生産技術職はルールがきちんと守られているか、全工程に目を向けると共に、過去のクレームも踏まえて作業における改善策について提案していきます。不良品が発生した際には生産技術職は営業担当と製造現場の橋渡しとなって迅速に原因究明の対応に当たります。
3.新たな技術導入時のプロジェクトのけん引
パッケージ製造の手法については、未来のニーズや時代の流れに広く対応していくために継続的な進化・発展が求められます。生産技術職は製造のプロセスについても、そこから考えられる課題についてより効率的に・より品質のよい生産に繋がる対策を提案し全製造工程に向けて働きかけていきます。
また新工場の設立や工程業務のDX化、新技術の導入時など、当社製造分野に関する長期的なプロジェクトに生産技術職は製造工程に関する専門部署として中心メンバーとなって携わっていくことができるので、ルーティン的なものだけではなくキャリアの中で多様なプロジェクトに参加してきた経験を持つ社員が多いです。